毎日がハッピー!自由で豊かな【おひとりさま生活】を楽しむ方法

意外に多い!?ひとりテーマパークを存分に満喫する達人たち

さいきん、テーマパークに行きましたか?

「彼氏と別れちゃってから、テーマパークなんて、とんとご無沙汰だなあ…。友だち同士、数人でおそろいのコスプレなんかしちゃってものすごく楽しそうな、中年女性の集団なんかも電車の中でよく見かけるけど…。やっぱテーマパークって恋人と行くところでしょ?いわゆるデートスポットでしょ?仲間同士大勢で来る人たちって、楽しそうにしてるけど、ハタから見たらどうなのかな?学生ならともかく、いい年した大人の女性が、なんかねえ…、イケてない集団って周囲から見られてるんじゃないかしら…。私は遠慮したいな…」。

そんなことを考える人も結構大勢いそうです。実際にはどうなんでしょう?

テーマパークの年間フリーパスをここ20年、切らしたことのない、葉山あかりさん(50歳・仮名)に聞いてみました。

あかりさん、テーマパークはご家族やご友人と行かれるんですか?

「いえいえ…!私、週のうち、少なくても三回はテーマパークに行くんです。多いときは週に7回、一週間つづけて毎日…。会社に行かなきゃならない主人や、学校のある子どもたちをつきあわせるわけには行きません」。

子どもたちが、まだ小さいときは、一緒にテーマパークに出かけていたという、あかりさん。でも、それは子どもがまだ本当に幼く、年間パスポート不要だった年齢までのこと。「お金がかかるようになったら、もったいないので、連れていきませんでした。自分のフリーパスポートしか購入していないので」。

子どもを幼稚園に預けている間にテーマパークに通っていたという、あかりさん。「幼稚園のお迎えがあるから、毎回、大急ぎで帰宅していました」。タクシーで帰宅したことさえもあると言います。

スゴイ根性ですねえ…。しかし、そんな毎日、テーマパークに行って…、飽きちゃいません?しかも、毎回ひとりで行かれるんですよね?

「毎日、行きますから顔見知りはできますよ。さすがにね。でも一緒に行動するわけじゃないです。〝あら、またお会いしましたね!〟〝また、どこかでお目にかかれたら!〟…みたいな。ヒジョーにあっさりした顔見知りですね。名前も知らないくらい。飽きることは、まったくないです。私の目当ては、テーマパーク内で行われるショーなんですけど、毎日、出演者が違うし、出演者が同じでも、ノリが全然違う!毎日驚きと発見がありますよ。こういうの、家族や友人にはつきあわせらんないんですよねえ…。ひとりが断然気楽。気楽っていうか、愉しいです!」。テーマパークのスタッフとも、顔見知りになって情報もらえる!なんてラッキーなこともあるそうです。

あかりさんは、もっぱらショーを中心にテーマパークを愉しんでいるようですが、乗り物、いわゆるアトラクションを満喫しているおひとりさまもいるようです。そんなひとりが、高原美波さん(45歳・仮名)。

ひとりでアトラクションを愉しんでおられるって聞いたのですが…。「そうです。ひとり乗りのプランがあって、混雑時でも仲間同士ウェイティングしている人を尻目にスイスイ乗れちゃうんです!愉しいですよ!」。

ひとりでアトラクション。絶叫系も乗るわけですよね?

「そうです。絶叫系の方がファンタジー系より断然得意ですね。ま、ファンタジー系も、ちょっとした気恥ずかしさを捨て去って、カップル観察とかしてると、結構愉しいものなんですけど…」。

いやはや!テーマパークのおひとりさまには、いろんな達人たちがいるのですね!