どんな歌から攻めようか?自分への挑戦!ひとりカラオケのススメ

「ひとりカラオケって、ごく最近巷で話題になってますけど…。20数年前には私、すでにフツーにやってましたよ?ひとりカラオケ」。

そう語るのは、七戸かなえさん(48歳・仮名)。かなえさんは、東京23区、S区の出身。

「30年前、私の高校時代、カラオケボックスって都会ではあまり目にしませんでした。地方では当時からカラオケボックスが流行してたらしいですけど…」。

かなえさんのファーストカラオケ体験は、地元のカラオケスナックだったんだとか。

「その当時のスナックってウイスキーなどのボトルをとりあえず一本頼まないといけないルールがあって…。高校生でお酒なんか飲めないのに」。

と言うか、高校生のスナック通いはダメと思います!「ま、18歳以上ではあったので…。あとね、歌の先生みたいな人が常駐してて…。その人が歌うときは、静かに聞かなきゃダメ。つまんない曲でも。そういうのがなんか堅苦しくてね。なんかこう、〝小さな部屋で気の合う仲間数人と歌えるスペースがあったらいいよね〜!〟なんて、友人たちと言ってたんですけど…」。

それこそが、カラオケボックスだったわけですね!

「そうなんです!〝地方にはけっこうそういうの、あるみたいよ?〟なんて、おじいちゃん、おばあちゃんが地方に住んでるコたちの間では話題になってたんです。それが、都会でもあっという間に広まって…」。

当初は、友人たちとカラオケボックスに行くのが主流だったという、かなえさん。そのうち、友人たちの都合がつかないとひとりでも行くようになったそうです。営業職のかなえさん、仕事の合間に息抜きで、とか、ときにはひとりランチを取るためにカラオケボックスに行き、ついでで、歌って行く、なんてこともあるんだそう。

「ひとりの方が断然楽しい、ってことに目覚めちゃったんです…。マイクの奪い合いしなくてもいいし、キョーミのない歌にタンバリンとかマラカスで盛り上がったフリとかしないでもいいし…。とことん気楽でいいじゃん!って」。

寂しくありません?

「なんかね、私、妄想癖っていうか…。こう見えないお客さんがいる気になってくるんですよね…。ひとりでカラオケボックスで歌っていても」。

いつも、座席から立ち上がって、フリまでつけてノリノリで歌っているんだとか。「寂しいどころか、ひとりでもおてんこ盛りのもりあがりっぷりですよ」。

とくにお気に入りは、地元の高級ホテルの、小ぎれいだけど、ひとりで使用するにはかなり広めのタイプのカラオケボックス。それから、国内最大級の曲数を誇るため、マニアックな曲も歌え、さらに高級感溢れるつくりで、なおかつ、料理の美味しさに定評のあるお値段高めのカラオケボックス。

「お金は多少かかっても、ひとりの気楽さに換算したら、ちっともムダとは思いません!〝泣ける歌〟とか、〝70年代ヒット〟とか、毎回自分にお題を与えてですね…、自分への挑戦ですね…、今日はどんなテーマで歌うか、どの曲から攻めるか…。それだけでウキウキしてきちゃいます」。

好きな曲を、ひとりカラオケで思いっきり歌うことができていると、会社の上司と行くカラオケなどもちっとも苦痛でないと言います。「好きなときに、好きな曲を思いっきり歌って発散してるから、どんな曲を歌われても、ある意味楽しく聞き流せるし、どんな曲を〝歌え〟って命じられても、ひとりカラオケのこやしになるわ、と思えば、楽しく歌えますしね…」。

かなえさんの話を聞いてると、ひとりカラオケ、非常にメリットが多そうです!よし、今度の週末には出かけてみるかな、いざ、ひとりカラオケへ。

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