インターネットカフェで気ままな時間!新旧コミック読み放題!

「以前は、友だちや仲間と一緒にいない時間ってほとんどなかったんですよ」。そう話すのは、青田幸恵さん(31歳・仮名)。

幸恵さんは、高校卒業後、大手百貨店に就職。東北から東京へひとり、上京してきました。担当は、紳士衣料コーナー。

「高級デパートなので、ビックリするほど高い値段の商品があるんですよ。夫婦で来られる方もいますけれど、見るからにお金持ってそうな身ぎれいな男性がひとりで来られることもあります。いわゆる独身貴族?の方も多かったです」。

20代前半で自営業者、自由にできるお金がいくらでもある、ヤングサクセスを絵に描いたような男性もいたそうです。

「そういうお客様は、とにかくいくらでもお金を遣ってくださるので…、自分の担当になれば、営業成績があがってお給料がアップします。それだけじゃなくて、そういう方は、なにかカンチガイされてるフシもあって…。〝どこそこに連れていってもらった!〟〝有名シェフのいる高級フレンチで奢ってもらった〟〝ブランド品を買ってもらった〟なんて、キャピキャピはしゃいでるコたちもいました。

そういうコにはついていけない?

「羨ましい気持ちもありましたけれど…。そういう贅沢を求めるなら、デパートガールじゃなく、クラブのホステスでもやればいいのに…、って思ったりしました」。

でも、やはり、営業成績をあげるためには、ある程度、男性客の目を意識する必要がある…。

「それはそうです。身なりには気を遣いますし、いわゆる女子力?はあるに越したことはないです。その上で、きちんと仕事もこなさないと…」。

色白で目鼻立ちがハッキリ、背もスラリとしてモデルのようなプロポーションの幸恵さん。女子力バッチリ、の感じです。

「東北出身という引け目があるんです。油断すると、なまりがでて…。同僚からからかわれることも多くて、暗いですね。もともとは、おしゃべりなんですよ!同郷のコを見つけて、なまりなんか気にしないでいい!って思ったら、ガンガン喋りつづけちゃいます。なかなか慣れない都会暮らし、男性の目を意識しなきゃならないストレスもあって、しばらくは休みの間は同じデパートに勤める同郷のコとべったり…。でも、情報交換をしたりして、友好的な協力体制にあるときはいいんですが、いざ、売り上げがせってきたりするとギスギスしてきてしまって…」。

仲の良いコとギスギスしてくると、営業成績のよいそのコを妬んでいるコが「仲良くなろう!」と近づいてくるのだとか…。「つまり、協力してそのコをひきずりおろそう!みたいなことなんですよね…」。

そういう職場のゴタゴタに疲れてしまったという幸恵さん。「売り上げはある程度でいいや。友だちや、仲間とのつきあいもそこそこで」。
そう思って、今は休みの日や、空いた時間は、インターネットカフェで気ままなひとり時間を過ごしているのだそう。

「入場料さえ払えば、あったかいのもつめたいのもドリンク飲み放題なんです。スープバーなんかもあるから、それを食事代わりにして、ランチや夕食を済ませてしまうこともある。シャワーもついてて、リクライニングソファで寝てしまうこともできるから、お昼寝もできるし、お泊まりも数千円と格安です」。

そこで、新旧コミックを読みまくるのが、目下の幸恵さんのマイブーム。「二次元の世界に浸るとまったく寂しくないですね!おひとりさま、最高です」。そう笑顔を見せる幸恵さんなのでした。

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