毎日がハッピー!自由で豊かな【おひとりさま生活】を楽しむ方法

自分のためだけにつくる、腕に寄りをかけた料理が明日への糧に…

「ひとりだと、ついついご飯は手抜きになりがち…」という女性は多いそう。

ひとり暮らしを始めたばかりの若者でもあるまいし!…なんて思っていた矢先、ひとりの女性を紹介されました。

子どもたちが独立して、ご主人は単身赴任、あるいは毎晩会社のつきあいなどで遅い…。ひとりで家で食事をするのはわびしいから、外食したり、できあいのものを買ってきてパパッと済ます。それならいいけど、「ひとり分だけつくるなんてメンドクサイから、ほとんど食べない。お菓子だけ」。なんていう、主婦もいるという話。

高松かれんさん(34歳・仮名)。電気機器メーカーにお勤め。二つ下の旦那様は、ただいま海外赴任中。お子さんはいらっしゃいません。「仕事してるから、近所づきあいってほとんどないんです。同じマンションに住む同世代の女性たちは、子どもの幼稚園、学校関係の、いわゆるママ友同士でつながってるみたい。私もまあ、学生時代の友人とか、会社の同僚と、ご飯食べたり、飲みに行くことはあるけど、毎日ではない。食事は大抵ひとりです」。

かれんさん、均整の取れた羨ましいスレンダーボディで、一見にして食はものすご〜く細そう。しかし、実際は、「メチャクチャ大食い!バイキングやビュッフェで損をした、って思ったことはかつて一度もない、ってくらい…。〝ああ、今日もちゃんと元取った〜!〟って満足しながら帰宅しますね」。

でも、外食は太るし、ましてやホテルのビュッフェなんてお金がかかってしまう…。「おいしいもの食べたいだけ、家でつくればいいや、って思うんです」。

自分ひとりのために、手間ひまかけたコース料理をつくることをまったく厭わないという、かれんさん。「だって、食べるの好きですから。三度三度の食事、一度だってムダにしたくはないんですよね。おいしいもの食べて、う〜ん、おいしい!ああ満足!って思いたいんですよ」。

美味しい料理を食べることは生きるエネルギー、明日の活力に繋がると言います。朝はきちんと朝食を用意、昼はお手製のお弁当。「たまに、同僚からランチに誘われることはありますが、お弁当持ってるから、って断るうちに誘われなくなりました」。しかも、下手な外食を食べるより、よっぽど手が込んでいておいしそうなので、お弁当をマネする人も増えたのだとか。

「でも、お弁当を持ってくるのはいいけど、朝も、夜も自炊っていうと驚かれますよ。しかも今、家に家族がいなくて、ひとりだと言うと…」。

自分ひとりのために、手の込んだ料理を三度三度つくりつづける、ということはあまり周囲に理解されないようです。「節約でしてるってわけでもなく、手は込んでいる。お金は、外食で美味しい食事を取りつづけるよりは、確かにはるかに倹約には」鳴るけど…」。倹約のために自炊は、なんだかムナシく感じる、とかれんさん。

「食べたいものを食べたいときに、食べたいだけ、というのが本当の意味での贅沢だと思うんですよね」。

ちなみに本日の朝食は?「今朝はハワイアンリゾートホテルのモーニングの気分だったので…。小松菜とバナナ、リンゴ、キウイ、ヨーグルト、レモンのスムージー。ジャガイモスープ、甘くないパンケーキに、カッテージチーズとパイナップルジャム。グリーンリーフ、パプリカ、アーリーレッド(紫タマネギ)、他ハーブ類の入ったサラダをたっぷり。豆からひいたハワイアンコナコーヒーのカフェオレをボウルで一杯です」。

スゴイ!朝からリッチ!「ひとつひとつは簡単に用意できるものばかりですけどね」。う〜ん、見習いたい!